韓国で発売されて数十年になった代表的な“ロングセラーのお菓子”だが、事実上、元祖といえる製品は日本にあるものを集めてみた。
“ペペロデー(日本のポッキーの日)”になると、愛の象徴になるロッテ製菓の代表製品“ペペロ”は、グリコの“ポッキー”と非常に似ており、盗作をめぐる論議が絶えなかった。ペペロは1983年韓国で発売され、ポッキーはこれより17年早い1966年日本で発売された製品だ。
カラオケに行くと基本的に提供されるほど、韓国で国民的なお菓子である農心(ノンシム)の“セウカン”はカルビーの“かっぱえびせん”と製品の形からパッケージまで似ている。かっぱえびせんは1964年発売され、セウカンはこれより7年遅れた1971年発売された。
オリオンのロングセラーといえる“チョコソンイ”も明治の“きのこの山”と非常に似ている。しわの入った傘形のチョコの部分などお菓子のデザインだけでなく、包装箱の色も似ているが、チョコソンイは1984年発売されたもので、きのこの山は9年早い1975年に発売された。
このような現象は続いている。
2005年に発売された南陽(ナムヤン)乳業の飲料“17茶”は1993年発売されたアサヒ飲料の“16茶”を真似したという指摘を受けた。ヘテ製菓の体重調節用調整食品“カロリーバランス”(1995年発売)は大塚製薬の“カロリーメイト”(1983年)を真似したという主張が提起されてきた。
今年初め、オリオンが発売したプレミアム冷凍デザート“Market O 生チョコレート”は日本の有名生チョコレート“ROYCE’生チョコレート”と似ているという指摘を受けた。製品のパッケージから中に入っている製品個数(20個)、同封されたフォークまで似ている。
2018年4月、ビングレーが発売したコーンアイスクリーム“スーパーコーン”もグリコの“ジャイアントコーン”と製品のパッケージがほとんど同じで盗作論議に巻き込まれたことがある。
業界関係者は“日本が流通・食品業で韓国より歴史が長く、先進化されたのが多いため、どうしても韓国企業がベンチマーキングする場合が多い”とし“だが、一部の企業の行き過ぎた真似は恥ずかしくなるぐらい”と話した。
0 件のコメント:
コメントを投稿