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韓国気象庁の早期警報システムが散々な性能を発揮

韓国の気象庁が開発を進めている地震の早期警報システムについて、その正確度が50%にも満たないとの指摘が相次いでいる。“現在使用中の観測機器は4日に1回のペースで誤作動を起こす”との資料も公表された。韓国国内における地震発生件数が増加する中、気象庁の地震警報システムへの懸念が高まっているのだ。昨年、韓国ではマグニチュード2.0以上の地震が115回発生したが、これは1999年から2018年までの平均発生件数(70回)の1.6倍に相当する。

10月7日に国会で行われた国政監査で与党・共に民主党の全賢姫(チョン・ヒョンヒ)議員は“気象庁が2018年から3年間で12億ウォン(約1億1000万円)の予算で開発を進めているオンサイト・システムの正確度が低い”と指摘した。

気象庁が全・議員に提出した“オンサイトのシミュレーション結果”によると、韓国国内でたびたび発生するマグニチュード4.0未満の地震に対する探知率は50%を下回っていた。マグニチュード2.0-3.0未満の地震では探知件数561件のうち177件(31%)だった。3.0-4.0未満でも57件中38件(66%)にとどまった。また地震ではなく騒音を地震と認識するなどの誤探知は1212件中498件(41%)に達していた。

“オンサイト・システム”とは気象庁が昨年から開発を進めている早期警報システムで、3カ所以上の観測所データを利用する今の地震警報とは異なり、観測所1-2カ所の情報だけを活用する。これについてキム・ジョンソク気象庁長は“誤りがあるとの点は認識している”として問題を認めた。金庁長は“(本格的な導入時期の)2020年までに誤探知を減らしていきたい”と答弁した。

保守系野党・自由韓国党の金学容(キム・ハクヨン)議員は気象庁が提出した“地震観測誤作動の現状”と題された資料に基づき“4年8カ月にわたり全国の地震観測所で機器の誤作動は437回発生した”と指摘した。この期間は日数にすると1704日のため、およそ3.9日に1回の割合で誤作動が発生したことになる。自由韓国党の姜孝祥(カン・ヒョサン)議員は“全国の地震観測所における機器の誤作動からの復旧について、これが24時間以上かかった事例は2015年には10回だったが、18年には38回に増えた”と明らかにした。
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