韓国政府が11月1日に発表した10月の輸出は、前年比14.7%減少し、2016年1月以来の大幅な落ち込みを記録した。最大の輸出相手国である中国向けが引き続き減少したほか、半導体価格の下落が輸出を押し下げ、11カ月連続でマイナスとなった。
ロイターがまとめたアナリスト予想の中央値は13.8%減だった。9月は11.7%減だった。
KTBインベストメント・セキュリティーズのエコノミスト、Lim Hye-youn氏は“輸出は量と額共に軟調なようだ。どちらか一方、もしくは双方で底堅い伸びが確認されない限り、回復について語るのは時期尚早だ”と説明した。
半導体の輸出は32.1%、中国向け輸出は16.9%と、それぞれ大きく落ち込んだ。また石油化学(-22.6%)、石油製品(-26.2%)、自動車(-2.3%)、一般機械(-12.1%)、鉄鋼(-11.8%)、ディスプレー(-22.5%)など国内主力製品全般の輸出が振るわず、下落幅を拡大した。
輸入は前年比14.6%減で、予想(13.2%減)以上に減少した。
貿易収支は53億9000万ドルの黒字。9月は59億8000万ドルの黒字だった。
貿易統計とは別に発表された10月の消費者物価指数(CPI)は、前年比横ばいだった。予想は同0.3%低下だった。
また世界景気を主導する米国・中国・ドイツなどの景気不振、米中貿易紛争、ブレグジット(英国のEU離脱)など保護貿易主義も輸出減少に影響を及ぼした。ベトナム(0.6%)、独立国家共同体(24.1%)など新興市場への輸出は増加したが、米国(-8.4%)・中国(-16.9%)・日本(-13.8%)など主要国への輸出は低調だった。
まあ輸出が落ち込んで韓国経済が崩壊してロシアの一部になろうが日本は関知しないから。日本自身を守るので精一杯になるだろう。今さら何を言っても手遅れだからそのまま突き進んでもらいたい。
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