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中国「習近平が韓国訪問?あるわけないだろ」

今回は珍しく中国と韓国の関係について触れてみようと思う。中国の外交筋が韓国の中央日報に対して“北朝鮮が韓国政府を疑っている”という奇妙な言い方で圧力をかけているからだ。明らかに中国自身が韓国に不満を持っているというのに、それを北朝鮮に代弁させるかのようなやり方は中国独特のものと言っていいだろう。中国が一番言いたかったことは習近平の訪韓が難しいという部分だと俺は踏んでいる。THAAD問題がくすぶっていることもあり、年内はおろか当面は韓国訪問の機会はないと思われる。

北朝鮮の金剛山(クムガンサン)の韓国側施設の一方的撤去措置について中国・北京の外交筋は先月29日、“北朝鮮が韓国政府を疑っている可能性がある”と述べた。訪中韓国記者団との懇談会の席でのことだ。南北問題に精通したこの外交筋は“金正恩(キム・ジョンウン)委員長が文在寅(ムン・ジェイン)大統領と4回会って、開城(ケソン)工団及び金剛山(観光)再開の要請もしただろうし、期待もしただろうということは誰も否定できない”とし“なのに南北関係が何も進展がないため、韓国政府に対して不満がある可能性がある”と述べた。

この外交筋は、特に昨年12月の南北鉄道の開通式の後を決定的タイミングとして言及し、“開通式だけして、何の進展もなかった”とし“もちろん中国政府が(北朝鮮のこのような行動を)勧奨するわけではないが、韓国も積極的に対話と和解の努力を継続してほしい”と述べた。また、“中国も中国なりに北朝鮮に対しても疎通してきたし、(今後も)継続する”と述べた。

北朝鮮が非核化のための実質的な措置ができるように、中国がより積極的に努力すべきだという記者団の指摘に対し、この外交筋は“中国は見えるところでも見えないところでも北朝鮮を説得してきた”とし“(北朝鮮の非核化が必要だという)中国の立場は何一つ変わっていない”と語った。対北制裁履行については“北朝鮮に対する制裁の実質的90%は中国がしていることになる”とし“北朝鮮の対外貿易の90%が中国であるという点から、絶対多数の制裁は中国が行っていることになる”と主張した。また、“中国が最も地道な努力をしてきた”とし、“ただ、方法論における制裁ではなく、平和的対話を手段とすべきだという点において立場の違いはある”と述べた。

習近平中国国家主席の年内訪韓の可能性についてこの消息筋は“難しいのではないか”と語った。韓国政府は今年の習主席の訪韓を複数のパスに推進してきた。習主席の最後の訪韓は朴槿恵(パク・クネ)前大統領時代の2014年7月だった。文在寅大統領は2017年12月に訪中して習近平主席を招待したが、答礼訪問は2年近く行われていない。ことし6月に大阪で開かれた主要20カ国(G20)首脳会議の直前に習近平主席が訪韓するかもしれないという可能性も提起されたが失敗に終わった。この外交筋は最近議論されている金正恩(キム・ジョンウン)委員長の年内訪中については立場を明らかにしなかった。

習近平主席の訪韓に高高度ミサイル防衛(THAAD)システムに関する韓国の追加譲歩が条件かという記者団の質問に、この外交筋は“そうではない”と否定した。しかし、THAADに対する中国政府のわだかまりは相変わらずだった。外交筋は“THAAD配備過程が中韓間の不信を非常に大きくした”とし“韓国が独自開発したTHAADなら問題ないが、米国の武器体系を導入し第3国(中国)に影響を与えるものだから、中国は(自国)安保の被害とみなす”と主張した。

文在寅政府が中国に▼米国のミサイル防衛システムに参加▼THAAD追加配備▼韓米日軍事同盟の3つを行わないという、いわゆる“三不約束”についてこの消息筋は“一時的合意”とだけ述べた。また、“(THAADの問題が)完全に解決されたとは韓国政府も言わない”とし“相互信疑も含む問題”と述べた。
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