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130億円の損失にも自信満々…孫正義ソフトバンクグループ会長は前進中

“髪の毛の後退度がハゲしい”。

2013年に日本のあるツイッターユーザーが孫正義ソフトバンクグループ会長兼最高経営責任者(CEO)の頭髪をめぐり冗談調で指摘した。髪が薄くなったということに気分が良いはずがないだろうに孫会長の非凡な対応が話題になった。彼は“髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである”とツイートした。最近ソフトバンクグループの業績悪化にもかかわらず孫会長は依然として“前進”中だ。

“潮目が変わっている”。

12日に東京で開かれたソフトバンクグループの昨年10~12月期業績発表会場。業績はアーニングショック水準だった。四半期営業利益が前年の同期より99.4%急減した25億8800万円にとどまった。4月から12月までの累積で130億円の営業損失を出した。

それでも孫正義会長はまったく物怖じすることなかった。直接プレゼンテーションに出た彼の核心メッセージは“潮目が変わった”だった。プレゼンテーションの途中に、見方によりアヒルにもウサギにも見える絵を提示した。一部アナリストがソフトバンクを誤った観点から見ていることを示すメタファーとしてこのように話した。“市場は依然として私たちに悲観的だ。ソフトバンクが倒産するかのように。だが潮目が変わっている”。

市場の悲観論も理由はある。同社の核心事業であるビジョンファンドに対する失望が大きくなったためだ。ビジョンファンドはソフトバンクが2017年に281億ドルを出資しサウジアラビア政府系ファンドのPIFが450億ドルを投資する1000億ドル規模の超大型ファンドだ。

ビジョンファンドが果たして投資をしっかりやっているのか、昨年から市場は首をかしげ始めた。配車サービスのウーバーも昨年の上場以降苦戦し、クラウドメッセンジャープラットフォームのスラックも同様だ。110億ドルを投資したシェアオフィスのウィーワークは昨年10月に上場を取り消し、緊急資金支援に向けビジョンファンドは100億ドルを追加で投じなければならなかった。ビジョンファンドが6億ドルを投資したインドのホテルブランドのOYOも業績悪化で人材を減らすなど構造調整中だ。

最近失敗事例がさらに追加された。米国のスタートアップであるオンライン基盤生活用品のブランドレスが10日に廃業を宣言した。ブランドリースは流通費用を抑えて高品質生活用品などを安く販売する戦略で2017年に事業を始め、翌年ソフトバンクから2億4000万ドルの投資を受けた。

こうした投資失敗によるビジョンファンドの営業損失は昨年10~12月に2251億円に達した。9700億円の営業赤字を記録した前四半期に続き2四半期期連続赤字だ。それでもソフトバンクが株式を保有する中国最大の電子商取引会社アリババグループが香港証券市場に上場し3319億円の株式含み益が出たおかげでグループ全体では赤字を免れた。

ビジョンファンドが揺らぎ2号ファンドの計画にも支障が生じた。2017年に設立したビジョンファンド1号に続きソフトバンクは当初マイクロソフト、アップル、フォックスコンなどの出資を受け1080億ドル規模の2号ファンドを設立する計画だった。だが孫会長も12日の業績発表会場で資金集めが難しいと認めた。彼は“ビジョンファンド2号の正式な設立前に小規模のファンドを始めることもできる”と話した。

それでも孫会長はなぜ流れが変わったと主張するのだろうか。

まずビジョンファンドの投資成果は市場が考えるほど悪くないとした。ウーバーなどビジョンファンド投資企業のうち上場企業投資額は96億ドルだが投資収益は2月11日終値基準で44億ドル(収益率45%)だった。現在88社のスタートアップに投資したビジョンファンドで上場に成功した企業は8社だ。ビジョンファンド全体の累積収益は昨年末現在95億ドル(収益率12%)だった。NH投資証券アナリストのパク・ジュソン氏は“振るわない業績より投資成果に注目すべき”と分析した。

ソフトバンクグループが投資した米移動通信会社スプリントとTモバイルの合併を米国の裁判所が11日に承認したのも好材料だ。260億ドルのスプリントのTモバイル買収が終わればソフトバンクの債務負担が大きく減る。スプリントの株価が急騰しただけでなく、スプリントの株式85%を保有するソフトバンクの株価もともに上昇した。振るわなかったウーバーの株価も年初から今月12日までで39%反騰した。おかげでビジョンファンドも3000億円の含み益を得た。

ウィーワークの経営も好転するだろうと話した。依然として成長性のある市場だけに利払い前・税引き前・減価償却前利益(EBITDA)基準で来年の黒字転換が可能だとみた。孫会長は“反省するが萎縮はしない。ビジョン、戦略に一切のブレはない”とした。

◇エリオットの攻撃でソフトバンク株価に弾み。

エリオットの変数もひとまず株価には肯定的だ。米国系アクティビストファンドのエリオットマネジメントがソフトバンクの株式3%(25億ドル)を確保したとウォール・ストリート・ジャーナルが今月初めに報道した。402億ドルを運用するエリオットはビジョンファンドの投資決定過程の透明性向上と200億ドル規模の自社株買い入れも要請した。孫会長の保有株式が22%と多く、エリオットが狙うのは経営権確保よりは株主価値上昇という分析が多い。ニューヨークタイムズは“孫会長がビジョンファンドの投資過程で全権を行使した”と報道した。

フィナンシャルタイムズは“物言う投資家”と頑固一徹経営者の対立の可能性を取り上げた。保有資産を売り現金化すれば低評価された株価が上がると考えるエリオットとベンチャー投資家孫正義の“ビジョン”が衝突しかねないためだ。フィナンシャルタイムズはエリオットの介入は小口投資家に良い知らせだがアクティビストファンドの実験台でもあると13日に報道した。
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