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韓国サムスン副会長が中国に行った本当の理由がひどすぎた

サムスン副会長がこの時期急に中国出張の予定を入れたのは、検察の事情聴取から逃れるためだったことが分かった。中国出国日に検察の出頭要請が予定されていたらしく、その予定を1週間先延ばしすることに成功したわけだ。時間がない、時機を逃すなと威勢のいいことを言っていたが実際には姑息な逮捕逃れだったというのは笑い話にもならない。

サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が18日、中国・西安にあるメモリー半導体事業所を訪れた。新型コロナウイルスでストップしていた海外現場経営の歩みを4カ月ぶりに再開したのだ。特に6日の国民向け謝罪後、検察捜査と米中貿易対立まで李副会長とサムスンをめぐる悪材料が山積した状況で動揺することのない事業意志を示したものと分析される。

サムスン電子によると李副会長は17日に出国し、同日中に西安にあるNANDフラッシュを作る半導体工場を訪問した。新型コロナウイルス問題が発生してから中国を訪問したグローバル企業の関係者は李副会長が初めてだ。

この日の西安事業所訪問には秦教英(チン・ギョヨン)メモリー事業部長、朴学圭(パク・ハクキュ)DS部門経営支援室長、黄得圭(ファン・ドゥクキュ)中国サムスン社長らが同行した。李副会長はこの席で「過去に足を引っ張られたり現在に安住したりすれば未来はない。新たな成長動力を作るためには近づいてくる巨大な変化に先制的に備えなければならない。時間がない。タイミングを逃してはならない」と強調したという。

李副会長が新型コロナウイルスにもかかわらず、初の海外訪問地として西安事業所を訪れたのは、半導体事業にそれだけ大きな期待をかけているという意味だ。実際にサムスンは昨年システム半導体分野で2030年までに世界1位に上がるという「半導体2030」を目標に前に出した。李副会長が訪問した西安工場はサムスンの唯一の海外メモリー半導体生産基地で、150億ドル規模の投資が進行中だ。サムスン電子はまた、米オースティンに非メモリー半導体を委託生産するファウンドリー工場を運営中だ。

しかし、一部には李副会長の中国出張が当初同じ日に予定されていた検察による出頭要請を先延ばしする狙いだったという見方もある。これについて、サムスンの情報に精通する財界関係者は「李副会長の中国出張は陝西省の地方政府幹部との会談などで以前から計画されていたと聞いている」と語った。李副会長はサムスンバイオロジクスの粉飾会計疑惑を巡り、来週にも検察の聴取を受けるとみられる。

現在サムスンと李副会長をめぐる経営環境は容易でない。李副会長は6日に経営権継承疑惑について国民向けの謝罪をしながら「新しいサムスン」を約束したりもした。半導体分野で中国の勢いも恐ろしい。中国・清華紫光集団の系列会社である長江メモリー・テクノロジーズ(YMTC)は先月128層3次元(3D)NAND型フラッシュの開発に成功し、年末から量産に入る計画を発表した。サムスンは128層NAND型フラッシュを昨年8月から量産しているが、中国の追撃は侮れない状況だ。李副会長が「時間がない」と強調した背景だ。

最近高まっている米中貿易対立も、間に挟まれたサムスンとしては負担になる。米商務省は最近米国の技術を使った海外半導体企業が製品をファーウェイに売るためには許可を経なければならないという制裁案を発表した。その上で海外半導体企業の米国工場増設を圧迫している。世界1位のファウンドリー企業である台湾TSMCは120億ドルをかけて米アリゾナに工場を作ることにした。サムスンも米オースティン工場の増設要求を拒否し続けることはできない状況だ。同時に中国側をなだめる動きも必要だ。このため李副会長の中国訪問を通じて「中国市場も重要に考えている」というメッセージを送ったとの解釈が出ている。
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