中央日報には興味深いコンテンツがあります。この内容についてあなたと話し合いたいです。最初は記事の内容です。
最近、日本では専守防衛の争点「敵基地攻撃能力保有」が浮き彫りになっている。弾道ミサイルの脅威を根源的に解消するためには、防御よりも原点に対する攻撃が効果的という論理だ。
日本は伝統的に海上交通路を重視してきた。米国がインド太平洋戦略を本格化しながら、日本の安保的な役割もグローバルレベルに拡大しているが、その中で注目すべき分野が航空戦力の画期的な増大だ。
航空自衛隊のT-4訓練機は日本国産の高等訓練機で、主力戦闘機の操縦士養成に使用される。操縦士教育訓練と技量維持のために現在、飛行教育部隊がある2カ所と戦闘機運用基地にも配備されている。
T-4訓練機は自衛隊のアクロバット飛行チーム、ブルーインパルスでも使用される。しかし最近T-4高等訓練機に故障が多いため訓練任務に優先して投入することにし、6機のうち2機を減らして4機だけを運営している。
一部では韓国のT-50高等訓練機導入の可能性も慎重に検討すべきだという見解が提起されている。韓日関係が制限要素になっているが、今後、韓米日安保協力および相互運用性向上レベルで推進する必要があるからだ。韓国のT-50訓練機はF35戦闘機に最適化された高等訓練機であり、すでにインドネシアやフィリピンなどに輸出されている。
こうした時期に国家安保レベルで必須の航空優勢と円滑な戦力運用のために韓日航空分野の安保協力は避けられない現実として近づいている。
米国は次世代高等訓練機事業でT-50訓練機の性能を高く評価した。今年1月17日には空軍賃貸事業単独入札者に選定している。最近、競争入札に変わったが、T-50訓練機が最終的に選ばれる可能性が高い。
危機は機会という言葉がある。韓日関係は良くないが、韓日両国の協力が拡大する機会を迎えた。韓国はF35戦闘機の整備拠点である日本との協力が必要だ。日本は韓国で開発されたT-50高等訓練機を導入したり共同生産したりするなど共生案のために知恵を模索すべき時期だ。
日本防衛省は7日、2024年までにF-2次世代戦闘機の試製機製造に着手し、2031年に量産を始め、2035年の作戦配備を進めると発表した。ここでも次世代戦闘機を開発する韓国と協力する余地がある。
日本は独自開発を前提としながらも、米国をはじめとする国際協力を通じて相互運用性および技術導入の可能性を考慮している。戦略的環境面で共同関心事案が多い分野であるだけに、韓日間の緊密な意見交換と協力が必要な時だ。未来志向的な韓日協力の代表的な事案の一つになるだろう。
上記は中央日報の記事からの抜粋です。アホ武官の妄想だからねえ。
ブルーインパルスにも使われている航空自衛隊の練習機であるT-4がくたびれてきているのは間違いないところで。
後継機が必要なのも間違いない。
でも、F-35への転換を考慮するのであれば、どう考えてもアメリカでその用途のために開発されたT-7A。
T-50はロッキードマーティン製であっても、F-35への転換を前提にした機種ではない。
まあ、T-Xに出されたT-50Aであれば可能性はあるかもしれないけど。
どっちにしてもアメリカの次期訓練機のコンペティションで勝ってかつ、大量生産の余裕があるのはT-7A。
あとここのところ、まともに商売ができていないボーイングを助ける必要があるという国情がある。
ついでにいえば日本は訓練機をCOIN機(軽攻撃機)として活用する必要がない。そういった用途を考慮して無駄に高性能になっているT-50よりも、より安いT-7Aがよいに決まってます。
T-50を導入するまでジェット戦闘機を使っていなかったフィリピンあたりであれば別なのでしょうが。
アメリカのT-X計画に出された見積もりだとT-50Aは2400万ドル、T-7A(当時はBTX)は1900万ドルだったとの話ですから。
T-50Aを4機買う金額でT-7Aなら5機買えるわけです。
記事中で「アメリカで選ばれる可能性が高い」って書いてますが、これはアメリカ空軍が行っているRFA計画の一環で、T-7Aが量産されるまでの中継ぎとなるリース機に過ぎない。
4機、多くても8機のリースのみが必要とされているだけ。
次期訓練機計画で選ばれ、351機の受注を勝ち取ったのはT-7A。
あとF-2後継の次期戦闘機で協力って……なにを?
もうすでに日本は心神ことX-2でステルス機の基本技術を入手しているし、エンジン開発も独自のものを行っている。
F-2でアメリカがブラックボックスにしてくれたおかげというべきか、アビオニクス開発でのノウハウもある。
共同開発なり、ライセンスなりで主導権を取るには手元にカードが必要なのですよ。
90式戦車の主砲はラインメタルからライセンスしていますが、「ライセンスフィーを安くしてくれなかったら自分たちで製造する」ってカードを出してかなり安く済ませることができたという経緯があります。
その逆がF-2の開発で「で、エンジンどうするの?」と言われてぐうの音も出ずに「Fー16ベースの共同開発機案」を飲まされてしまった。
で、次期戦闘機開発に韓国が出せるカードはなに?
KF-Xはまだ海のものとも山のものとも分かっていないどころか、インドネシアから「共同開発から抜けてもいい」って言われているていどのもの。実際にトルコは早々に抜け出してますしね。
っていうか、下手したら共同開発したはずの戦闘機のミサイルがこちらに向けられる可能性があるのが韓国ですよ。
実際にそういう態度に出て、謝罪すらしなかったのですからね。
これまでの積み重ねを考えたらとてもじゃないけど無理。
アメリカから戦闘機が買えるうちはそうすりゃいいし、アメリカとの軍事同盟が終わったら中国から買えばいいでしょ。
日本を見る必要はどこにもありませんわ。
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