Osimiニュースへようこそ (^_^) 良い一日を

北朝鮮が「共同調査」を受け入れ難い3つの理由…韓国の軍通信線再稼働要求に応じず

 韓国人公務員が北朝鮮軍に銃殺された事件に対する真相究明のため、韓国政府が北朝鮮に南北共同調査を要請した。ただ、北朝鮮が韓国側の共同調査に応じる可能性は低いものとみられる。



北朝鮮は慣例的に関連事件のすべての具体的な真相公開は避けている。2008年に起こった金剛山観光客の銃撃事件の際も、北朝鮮は韓国の共同調査を拒否している。追加の調査で発生しうる「対面の損傷」を憂慮するものと推測される。


今回の事件もまた北朝鮮の過失が追加で現れる可能性があるだけに、共同調査に積極的に臨む可能性は低い。特に、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)国務委員長の「謝罪」があった事案であるだけに、北朝鮮の立場からは事が大きくならないように管理することが重要だ。



今月25日に北朝鮮は今回の事件と関連し、異例的な謝罪と共に再発防止を約束する柔和なメッセージを発表した。ただ、翌日に韓国政府から共同調査に関する話が出ると、すぐに警戒姿勢を示した。


北朝鮮は公営の朝鮮中央通信を通じ、「われわれは西南海上と西部海岸の全地域で捜索を組織し潮流に乗り、遺体を拾得した場合、慣例通りに韓国側に引き渡す手続きと方法までも考えている」と自体的な捜索を行うことを公表した。



続いて、「韓国側が自己の領海でどんな捜索を行っても構わない。ただ、われわれの領海を侵すことは絶対に見過ごすことはできず、これに対し厳重に警告する」と韓国政府が共同調査を正式に要請する前に、先立って線を引く姿を示しもした。


北朝鮮が共同調査を避けることには、新型コロナウイルスの伝播に対する恐怖心もある。南北の人員が大々的に接触するのは現実的に不可能だという理由だ。



北朝鮮が共同調査に多少応じる反応を見せたことで、韓国政府は非対面の議論を通じた共同調査を要請した。軍事通信線の復旧と再稼働を通じ、南北がそれぞれの海域で捜索に全力を尽くし必要な情報を交換して協力しようというものだ。


北朝鮮の立場からは対外行歩に出る余力がないという点も韓国側の共同調査提案が負担になる理由だ。最近は北朝鮮内部で党創建75周年記念日(10月10日)と第8次党大会の準備が盛んに行われている。



内部用メディアである労働党機関紙「労働新聞」と朝鮮中央テレビでは今回の事件が一切言及されていない点も、こうした状況のためとみられる。北朝鮮は外部用メディアの朝鮮中央通信と宣伝メディアを通じてのみ今回の事件の内容を扱っている。


北朝鮮が28日午前現在、韓国との軍通信線を正常の状態に転換していないことが分かった。韓国の政府消息筋が明らかにした。


同消息筋は「北が軍通信線をオフにしている」として、「この状態が転換されなければ通話ができない」と述べた。



韓国は文在寅(ムン・ジェイン)大統領が27日に開いた緊急の安全保障関係閣僚会議で、北朝鮮に軍通信線の復旧と再稼働を要請することを決めた。


南北の軍事当局は東側と西側の軍通信線を利用し、毎日午前9時と午後4時の2回、定期的な通話を行ってきたが、北朝鮮は韓国の脱北者団体による北朝鮮非難ビラの散布を問題視し、6月9日から応じていない。


一方、北朝鮮による「韓国国家公務員射殺事件」が起きた直後に韓国の24時間専門ニュースチャンネル「YTN」が大手世論調査会社「リアルメータ」に委託して行った世論調査(9月21-25日)によると、文在寅大統領の支持率は前週(9月第3週)の46.4%よりもさらに1.7%下落し、44.7%。依然として50%以下である。一方、「支持しない」は1.4%アップの51.5%で、前週よりもその差がさらに開いた。



ちなみに5月の第1週には積極的な新型コロナウイルス感染症対策が評価され、支持率は71%まで跳ね上がっていた。また、6月の第1週でも59.1%もあった。


7月の第1週に49.8%と、50%台を割ってから「支持」が「不支持」を下回る傾向が続いていた文大統領の支持率は8月の第4週で一旦は「支持」49%対「不支持」46.7%と、「支持」が上回ったものの翌週(9月の第1週)で同率になったのを最後に9月の第2週からは再び「不支持」が「支持」を逆転していた。


政権与党の「共に民主党」(174議席)の支持率は34.1%。前週よりも1.1%下げたが、野党第一党の「国民の力」(103議席)も同様に支持率を落とし、0.4%マイナスの28.9%と、依然として与党との差を詰めることができない。



「国民の力」は与党の地盤である全羅道で4.3%、中道層の多い忠清道で4.8%支持率を上昇させたが、意外にも保守の牙城である大邱・慶尚北道では逆に5.5%下げていた。


世代別では「共に民主党」は30代で4.1%支持率を伸ばしたが、20代では逆に4.9%も落している。一方、「国民の力」は70代以上では4.2%アップさせたものの、20代では与党よりも悪く、6.2%も下落している。


その他の政党では与党の弟分である「開かれた民主党」(3議席)が6.2%、保守系の「国民の党」(3議席)が5.8%、進歩系の「正義党」(6議席)が5.3%となっている。



なお、もう一つの大手世論調査会社「韓国ギャラップ」が9月22日から24日にかけて行った世論調査では文大統領の支持率は前週よりも1%ダウンの44%で、「不支持」は逆に3%アップの48%だった。


「不支持」の理由として「全般的に物足りない」(14%)、「経済・民生問題の解決不足」(10%)、「不動産政策」(10%)、「人事問題」(10%)が順に挙げられていた。


政党支持率は「共に民主党」が37%、「国民の力」が21%と、「リアルメータ」の調査よりもその差は大きく開いていた。


その他の政党では「正義党」が5%、「国民の党」が4%、「開かれた民主党」が3%となっていた。

Share:

0 件のコメント:

コメントを投稿

ホット動画

注目のビデオ

Popular Posts

ブログ アーカイブ

最近の投稿

ページ