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韓国政府「K9自走砲のエンジンを国産のものに置き換える!」

 韓国政府はK9自走砲のエンジンの国産化を推進する。事業費として750億ウォン(約67億円)を充てる。K9は韓国企業のハンファディフェンスが1998年に独自開発したが、エンジンはドイツ製を使用している。



防衛事業庁と産業通商資源部が業務提携し、初めての事業としてK9のエンジンの国産化が選ばれたようだ。 


成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官は「素材・部品・装備(装置や設備)の競争力強化に向けた政府レベルの取り組みが防衛産業分野でも行われている」として、積極的に協力する立場を明らかにした。



ベストセラーとなっている韓国製の自走砲K9のエンジンを国産化しよう、という方針を出したそうです。


K-9は自国向け1100両も含めて1600両が生産されているベストセラー。


というのも、ちょうど自走砲はさまざまな国で開発の空白地帯になっていまして。


西側だと装輪でなく装軌式で52口径155mm榴弾砲を装備している自走砲って、ドイツ製のPzH2000か韓国のK-9くらいしか選択肢がない。日本の99式もありますがまあ海外セールスするためのものでもなく、かつ高価。というかPzH2000も負けないくらいに高価。



西側諸国がK-9を買っている理由というのは「NATO準拠のデータリンクに対応していて、かつ安い」という理由が大きいのです。性能云々というよりも選択肢がそれ以外にないっていう。


現状のエンジンはドイツMTU社製のMT881 Ka500をSTX重工業がライセンス生産しているもの。


トランスミッションは、K-2戦車のトランスミッションがどうしても作れなかったS&T重工業のX1100-5A3。



これらがK9、K10(K9専用の弾薬補給車)に用いられているとのこと。


MT881はPzH2000にも用いられているいわばベストセラー品。これを変更しようという、かなり野心的なプロジェクトなわけですが。


そもそもK-2戦車の韓国国産パワーパック開発計画が破綻したのも「Kー9自走砲のトランスミッションができるんだったら、戦車のもできるだろ」くらいの安易な考えかたが原因だともされています。



まあ、最大の原因は設計ミスではないかとされていますけどね。ユーロパワーパックに比べて斗山インフラコア社製のエンジンが重くなってしまったことから、S&T重工業のトランスミッションが支えきれなかったんじゃないかなぁ……とも感じます。


ムン・ジェイン政権が去年から主導している「材料・部品国産化計画」に則った計画の一環だそうですが。


まあ、開発に成功すればドイツから「〇〇への輸出は許さない」みたいな横槍も入らずに、輸出もはかどるだろう……という目算なんでしょうね。……成功すれば。

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