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米国と12カ国、台湾の国連加盟を支持

 クラフト米国連大使は29日、台湾政府などが主催したオンライン会合に出席し、「世界は台湾が国連に完全加盟することを必要としている」と述べ、台湾の国連復帰を支持する考えを示した。台湾は中国の国連加盟を受け、1971年に国連を脱退している。



これを受け、中国の国連代表部は「中国の主権と領土保全を損なう発言で、強い憤りと反対を表明する」と声明を発表。台湾との接触をやめるよう米国に要求した。トランプ米政権は中国に対抗し、台湾を支援する姿勢を強めている。


クラフト氏は、台湾の民主主義を称賛し、「世界のための良い力だ」と指摘。その上で「特に公衆衛生と経済発展に影響を与える問題に関して、世界は、国連システムへの台湾の完全な参加を必要としている」と述べ、台湾が参加しない国連は「世界を欺いている」とも訴えた。



また、クラフト氏は「中国共産党は自由で開放的な社会を恐れ、台湾の国際的知名度を下げるため、あらゆる努力を行っている」と批判。新型コロナウイルス禍でこうした問題が明らかになったと主張し、「人から人への接触で広がることを世界に警告しようとした台湾の試みを、中国が阻止した。われわれは台湾の専門知識と経験を必要としている」と続けた。


台湾は国連を自ら脱退したのではなく、中国の加盟により脱退させられたのが本筋である。第二次世界大戦の戦勝国は中国でなく今の台湾で有る。国連加盟は賛成です。



中華民国(台湾)と外交関係を有する15カ国中、12カ国が台湾への支持を表明し、昨年より1カ国増えた。この場での国交締結国の発言は台湾の外交の温度感を測る指標として関心が寄せられていた。


この日、中米ベリーズ、ニカラグア、グアテマラ3カ国の外相が登壇。このうち、ベリーズとニカラグアは台湾による国連諸機関参加を支持する姿勢を示した。ニカラグアが台湾への支持を表明したのは3年ぶりで、その上、グテレス事務総長宛ての書簡も単独で出した。



一般討論演説で台湾への支持を表明したのは上記2カ国にパラオ、パラグアイ、マーシャル諸島、ハイチ、ナウル、ツバル、エスワティニ、セントビンセント・グレナディーン、セントクリストファー・ネビス、セントルシアを加えた12カ国。


グアテマラとホンジュラスは今年、台湾についての言及はなかったものの、国連諸機関が台湾を受け入れるよう求める書簡をそれぞれグテレス氏に送付している。バチカンは宗教国家であるため、例年どおり政治的な発言を回避しており、台湾支持に関する発言と行動はなかった。

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