日本は中国と対立するオーストラリアと最近、急速に蜜月関係を築いている。17日、スコット・モリソン豪首相を東京に招請し、「共同訓練円滑化協定(RAA)」を締結することで大筋合意した。
この協定は、自衛隊とオーストラリア軍が共同訓練や災害救助をする場合に出入国手続きを簡素化し、課税や処罰などの規則を事前に決めることを骨子とする。事実上オーストラリアを米国に続く軍事同盟国と見なすという趣旨だ。
日本国内だけに適用される米軍との関係規定である日米地位協定とは違い、この協定は同じ形で両国に適用される。日本メディアはこうした協定を「戦後初めて」と強調した。
菅義偉首相はこの日、「両国は自由や民主主義、人権、法の支配といった基本的価値を共有している特別な戦略的パートナーであり、自由で開かれたインド太平洋の実現に共に取り組んでいく」と述べた。「自由で開かれたインド太平洋」は東シナ海と南シナ海で中国を牽制する時に米国がよく使う表現だ。オーストラリアと共に中国の脅威に対応するというのがこの協定の目標ということだ。
しかし菅政権が中国の脅威を口実にして自衛隊の正式軍隊化を進めているという見方が少なくない。日本の平和憲法上、自衛隊は厳密にいえば軍隊でない。
にもかかわらずオーストラリア軍と同じ地位で対等な協定を結んだのには、そのような意図が隠れているということだ。平和憲法に自衛隊の存在の根拠を明記しようとする菅政権の立場では、自衛隊を正式軍隊に格上げできる一つの根拠が用意されたのだ。
「中国の脅威を口実にして自衛隊の正式軍隊化を進めているという見方が少なくない」……か。
韓国メディアの認識はまだそんなところなんだなぁ。
はっきり言って、年内に台湾侵攻をはじめたってなんの不思議もないところにきてます。
最近、中国はだいぶアメリカを矮小化して見ています。
先日も香港問題に懸念を表明してくるファイブアイズの5カ国に対して「目をくり抜かれないように気をつけろ」と外交部報道官が述べています。
中国外務省の趙立堅報道官は19日、「(5カ国は)気をつけないと、目玉を引き抜かれるだろう」と述べ、中国の内政問題に口出ししないよう警告した。
「中国人は決してトラブルは起こさないし、決して恐れることもない」、「たとえ目が5個あろうが、10個あろうが関係ない」と、趙報道官は記者団に述べた。
どことなく北朝鮮の「煮た牛の頭も笑い出す」みたいな言いかたと類似しつつある感じがしますね。
本気でJ-20でF-35を圧倒できるくらいに思っているのではないかと感じることもあります。
そもそも習近平が終生独裁官となったのは「台湾との統一をするためには規定の10年では足りない」としたから。
そもそもが台湾との統一は共産党にとって退くことのできない絶対防衛線。
ただ、アメリカ+日本の戦力評価をまともにしているのであれば、まだ手を出さない部分でもある。
これまでは
それがここ1年ほどで中国はえらく増長してきました。
日米同盟だかなんだか知らんが全員まとめてかかってこい、くらいの物言いをするようになっています。
中国はカナダ、オーストラリア、インド、欧州、アメリカといった全方面にケンカを売りつつあり、それに対応してドイツすらインド太平洋戦略にコミットしつつある。
日本も中国に対抗するためにインド太平洋戦略を提唱し、CPTPPの旗振り役となり、ファイブアイズに加盟するなんて話すら出てきている。
自衛隊の各国との連携強化もそうした世界情勢の変化を受けてのもの。
敗戦国だった日本が軍事強化することへの許容度が上がっている。
それに反対するのは南北朝鮮と中国くらいなものでしょ。
この記事で書かれていることを本気で考えているなら、ホントに呑気ですわ。目も当てられないレベルです。
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