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なぜプーチンはバイデン勝利に沈黙を守っているのかputin

 各国のリーダーたちが続々とバイデン勝利に対して声明を出すなか、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はいまだアメリカ大統領選に関して沈黙を貫いている。もちろん、勝利したバイデン次期大統領への祝福もまだだ。



メキシコのロペス・オブラドール大統領は、勝者への祝辞の前に「司法の判決を待つ」と発言。ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は、今回の大統領選を「まさに恥であり、民主主義への侮辱に値する」と批判した。


一方、沈黙を守っている国家元首たちもいる。中国の習近平国家主席、ブラジル大統領のジャイール・ボルソナロ、そしてロシアのウラジーミル・プーチン大統領だ。


ロシア紙「プラウダ」のオンライン版は、プーチンと習近平に「メキシコ大統領ほどの大胆さはなかった」としつつ、「この静けさは、どちらに転んでも良いことはないという板挟みの状況から来ているようだ」と伝えている。



「バイデンは、リベラルな価値観を盾に他国に口出しするだろう。また、彼は中国への圧力と制裁、孤立化政策を再開すると宣言しており、ロシアをアメリカ最大の脅威と見なしている」と加える。


プーチンの沈黙については、「バイデンを祝福したとしても、米露関係に何の影響も及ぼさないとわかっているからだ」と説明している。


トランプ政権下では起こらなかった、価値観の対立

トップの声明がないなか、ロシア紙「コメルサント」は政府高官のコメントを掲載した。公には誰が米大統領になろうとも協力していくと語るが、非公式には懸念を示しているという。「新政権においては、トランプ政権下では起こらなかったイデオロギーや価値観の違いによる対立が強まるだろう」と語る幹部もいる。



さらに同紙は、ロシア連邦院国際問題委員長コンスタンティン・コサチョフがフェイスブックで公に意見を表明したと報じている。


「民主主義の勝利により、世界全体の非保守勢力が復讐を果たそうとするだろう。これは、ヨーロッパでロシア恐怖症が増えることを意味すると同時に、ウクライナ東部紛争でより多くの死者が出ること、そして世界の他の地域でさらなる制裁が科されることを意味する」


こう警告するものの、十字軍やクリントン政権下のような強硬な価値観の押し付けはないだろうと続けている。



ロシアの週刊誌「エキスパート」は、バイデン大統領就任後の見通しは暗いと伝える。


「ロシア政権幹部がアメリカで新たな大統領が就任することによる緊張の緩和や、より良い連携を期待しているとは考えられない。ロシアは“西洋の一族”ではなく、かといって中国の手の内に落ちるわけにもいかない。クリミアやウクライナのことは許されない。制裁の強化はないにしても維持されるという難しい状況だ」


核兵器削減条約と独露ガスパイプラインの今後は


しかし、米露間の新戦略兵器削減条約(新START)が延長され、ロシア~ドイツ間に建設中のガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」の工事を完了させられる可能性はあるという。気候変動に対する経済的努力とG7への参加を求められるだろうが、アメリカと手を握り合い、世界の問題を語り合う未来も開けるだろうと同誌は予測する。



「親切な笑顔と民主化への授業の裏には、ロシアを含め、差し迫った変革を視野に入れた旧ソ連諸国への経済援助の増加がある。ロシアの親欧米派との繋がりが再び確立され、アメリカ大使館で温かな会談が再び行われることになるだろう。


現在ドイツにいる反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイが戻ってくるのか、それが問題だ」


また、日刊紙「イズベスチヤ」は、バイデンとウクライナの結びつきの重要性を指摘し、「オバマ政権下でバイデンがウクライナの担当だったことを忘れてはならない。トランプは完全にウクライナを無視したが、バイデンはそうはしないだろう」と述べている。


また、ロシアのメディアの多くはバイデンの年齢を強調する。なぜなら、それが彼らに旧ソ連最後の最高指導者、コンスタンティン・チェルネンコを思い出させるからだ。タブロイド紙「モスコフスキー・コムソモーレッツ」はこう皮肉る。


「親愛なるアメリカ国民へ。君たちがトランプに疲れてしまったことは理解できる。でも、なぜこの老いぼれよりも優れた人を見つけられなかったの?」


コンスタンティン・チェルネンコは、指導者の座に就いてからわずか11ヵ月で亡くなった。旧ソ連の年寄りたちは73歳のチェルネンコを選んだが、アメリカは77歳のバイデンを選んだのだと揶揄している。

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