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インドが韓国に事実上の禁輸…韓国にも影響かik

 インドのある企業が英国のアストラゼネカワクチンの生産を受け持っていたが、これを当面輸出しないことに決めたという。少なくとも2カ月間は自国内で使用するそうだ。輸出先だったCOVAXが枠組みを通じて韓国に供給することにしていたらしく、これにより韓国が調達できるワクチンの分量が大幅に減ることになる。インドが韓国に対する事実上の禁輸措置を講じたと言えそうだ。



インドは、自国の製薬会社が生産する英アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンの輸出を当面禁止することを決めた。アストラゼネカのワクチンは、ワクチンの共同購入・分配のための国際的枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティ」の主要購入対象で、インドはその主要生産地だ。特に韓国は、今年第1四半期からCOVAXを通じて1000万人分のワクチンを確保することを目標としているため、インドのワクチン輸出禁止措置が国際ワクチン供給網にどのような影響を及ぼすかが注目される。


アストラゼネカのワクチンを生産するインドのワクチン生産会社セルム・インスティテュート(SII)の最高経営責任者(CEO)アダル・プーナウォーラ氏は、4日の「ヒンドゥスタン・タイムズ」のインタビューで「輸出制限はCOVAXにワクチンを供給できないということを意味するのか」という問いに対し「我々は政府が制限を緩和して初めてCOVAXにワクチンを供給できる」とし「これは永遠ではなく、2カ月後には(輸出制限が解除され)供給が可能となるだろう」と述べた。同氏は「政府が最も脆弱な人々に供給するのに十分な量のワクチンを確保できるまでの、しばらくの間だけだ」と付け加えた。インド政府がSIIの生産するアストラゼネカのワクチンの輸出を来月まで禁止したため、国際的枠組みのCOVAXへのワクチン提供は3月以降に可能となるという説明だ。



SIIは昨年末、COVAXとアストラゼネカのワクチン1億回分、ノババックス1億回分、購入オプション9億回分の契約を交わしたと発表している。


プーナウォーラ氏は、AP通信とのインタビューでは「このワクチンは、インドの脆弱層のために輸出しないという条件でインド当局の緊急使用承認を受けた。民間市場での販売も禁止されている」とし、COVAXにワクチンを供給するのは3、4月ごろに可能となるだろうと述べた。先述のヒンドゥスタン・タイムズのインタビューより、供給日程がさらに遅れる可能性があることを示唆したものだ。


AP通信は、先進国がワクチンを備蓄している中、同社がインドに優先的にワクチンを供給することにしたことは、他の発展途上国のワクチン接種を数カ月遅延させることを意味するとの評価を示した。



韓国にも一部に影響が出る可能性がある。政府は昨年11月、COVAXからアストラゼネカ、ファイザー、サノフィの3社のワクチンの提案を受けたとし、今年第1四半期からの供給を目標とすることを明らかにしている。このうちサノフィはワクチン開発に問題が生じ、ワクチンの完成は今年末ごろになる見込み。ファイザーは、昨年末までCOVAXと具体的な供給に向けての協議を行っていないことが分かっている。


結局、韓国政府がCOVAXから供給を受ける可能性の高いワクチンはアストラゼネカのワクチンだが、その主要供給元であるSIIが少なくとも2~3月まではインド国内での供給に集中する方針を明らかにしているわけだ。こうした状況を考慮すれば、韓国がCOVAXから今年第1四半期に供給を受けられるワクチンの量は、かなり限定的となる可能性も排除できないと見られる。中央防疫対策本部のチョン・ウンギョン本部長(疾病管理庁長)は、COVAXからのワクチン導入時期に関して、先月31日の定例ブリーフィングで「第1四半期に供給が受けられる物量については現在交渉を進めている」と述べている。



新型コロナワクチンの確保戦が激しくなり、懸念されていた「ワクチン利己主義」が表れている。インド当局が「自国優先主義」の供給方針を出したことで、開発途上国が初期にアストラゼネカのワクチンを確保するうえで困難に直面するという懸念が出ている。

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