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北極の成層圏突然昇温…記録的大雪の秋田県陸南部、住民に驚きと恐怖snow

 成層圏突然昇温(SSW)とは、気温変化が穏やかな上空約10~50キロの成層圏で突然気温が上昇する現象をいう。通常、冬の北極は日射が届かないため非常に低温となり、成層圏では「極渦」と呼ばれる強力な西風の気流の渦がこれらの冷たい空気を取り囲むが、極渦が弱まると、風が減速したり、反転し、冷たい空気が下降して、温度がわずか数日で摂氏50度も上昇する。



成層圏突然昇温が起こると、上空10キロまでの対流圏で「ジェット気流」が弱まる。これによって低気圧や高気圧が影響を受け、長期にわたって寒波が居座り、時として大雪をもたらす。たとえば、2018年2月に欧州を襲った「東からの獣」と呼ばれる大寒波は、成層圏突然昇温によるものであった。


■ 1月中旬以降、成層圏突然昇温による寒波の襲来が予想されている


英ブリストル大学、エクセター大学、バース大学の共同研究チームは、過去60年間に発生した成層圏突然昇温40件を分析し、成層圏で突然昇温が始まってから地表に向かって下降するまでの兆候を追跡する新たな手法を開発した。



この手法により、成層圏突然昇温が成層圏から地表にもたらす影響を追跡した結果、成層圏突然昇温で成層圏の極渦が2つに分裂すると、北西ヨーロッパからシベリアにかけて厳しい寒波が起こりやすいことがわかった。一連の研究成果は、2020年12月25日に学術雑誌「ジャーナル・オブ・ジオフィジカル・リサーチ」で発表されている。


英国では、2021年1月中旬以降、成層圏突然昇温による寒波の襲来が予想されている。イギリス気象庁は、1月5日、「成層圏の極渦の弱化に伴って北極成層圏で突然昇温が発生している」とし、「70%の確率で厳しい寒さとなる」との予想を発表した。



研究論文の筆頭著者でブリストル大学のリチャード・ホール博士も、この1~2週間にわたって厳しい寒さとなり、降雪の可能性もあると予測。「確実に厳しい寒さとなるとは言い切れないが、成層圏突然昇温の約3分の2は地表の天候に重大な影響をもたらす。とりわけ今回の成層圏突然昇温は極渦が2つの小さな渦に分裂しており、最も危険なものだ」と指摘している。


一方、記録的大雪の秋田県陸南部、住民に驚きと恐怖。


秋田県内陸南部を中心に襲った記録的な大雪。除排雪中の事故による死者が相次ぐなど甚大な被害が出ている中、県が陸上自衛隊に災害派遣要請をした湯沢市の現場を7日に歩いた。住民からは、例年にない豪雪への驚きと恐怖の声が上がった。



◇「気が遠くなる」


「昨年12月中旬から、1月5日までずっと降りっぱなしだった。12月26日に雪下ろしをしたばかりなのに、もうこんなに積もってしまった」。


湯沢市皆瀬の会社員、高橋三夫さん(65)はそう話した。屋根の上の積雪量は約1・5~2メートルに上っていた。玄関前の除雪作業には、毎日約3時間かかる。


湯沢市には7日から自衛隊が派遣され、倒壊の恐れのある高齢者世帯などの家屋の雪下ろしや除排雪活動をしている。一人暮らしである高橋さん宅には、この日9人の隊員が出向いた。



「雪の重みで家の前の電線も切れたし、屋根も壊れてしまった。約30年この家に住んでいるが、こんなことは今までなかった」。


高橋さんの指先には、グニャリと曲がった1階屋根の端。「そこ、崩れているから気をつけて」。自衛隊員は、屋根の壊れた箇所から転落しないように声をかけ合いながら作業をしていた。高橋さんは隊員に対し、「本当に助かる」と感謝する一方、今後また予想されている大雪に対し「気が遠くなる」とつぶやいた。


◇高齢者「恐怖感じる」


湯沢市佐竹町では斎藤常太郎さん(84)と敏子さん(79)夫婦が玄関先の除雪作業をしていた。「今日の雪も重い」。敏子さんが手を動かしながらつぶやく。常太郎さんは「70年前からいるが、こんなに雪が多いのは初めて」と驚きを隠せない様子だった。


同じく同市佐竹町の高橋悦子さん(73)は豪雪以降、買い物に行く回数を減らしている。「道の脇に寄せられた雪の壁がすごい高さでずっと続いていて、恐怖を感じた。それ以来リュックを背負ってまとめ買いするようにしている」。この日近所で業者に雪下ろしをしてもらう予定の世帯があったが、予約が立て込んでいるためか、作業はまだないという。


湯沢市では7日午後5時現在で142センチの積雪となっており、平年の約4・2倍。横手市でも156センチで平年の約3・6倍となっており、寒波の影響でさらなる積雪も懸念される。

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