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NZ沖でM8.1 太平洋広域に津波警報、日本に津波が到達する可能性がある

 米太平洋津波警報センター(Pacific Tsunami Warning Center)は太平洋の広範囲に津波警報を出し、日本にも小規模の津波が到達する可能性があるとしている。ニュージーランド北島沿岸部のラッセル(Russel)やハウモアナ(Haumoana)では、津波警報を受けて地元住民が高台へと避難した。



太平洋津波警報センターは、危険な津波がニュージーランド、トンガ、ニウエ、米領サモア(American Samoa)、サモア、クック諸島、フィジー、バヌアツ、ニュージーランド領トケラウ(Tokelau)、仏領ワリス・フュチュナ(Wallis and Fortuna)で発生する恐れがあると発表。トンガの首都ヌクアロファ近郊で3センチの津波が観測されたことを明らかにした。


ニュージーランドで5日未明から朝にかけ、マグニチュード7を超える強い地震が3度あり、北島沿岸部の住民らに避難が呼びかけられている。



最も強い地震は5日午前8時半(日本時間同4時半)ごろ、ニュージーランド本土の北東約1000キロに位置する、無人のケルマディック諸島付近で発生。マグニチュード(M)は8.1だった。


これに先立つ2度の地震で津波警報が出され、いったん解除されていたが、ニュージーランド緊急事態管理局はこの地震で新たに津波警報を発令。一部地域では津波への警戒を呼びかけるサイレンも鳴らされた。



同局は、「予想不可能な高さ」の津波が沿岸部に到達する見込みだとし、沿岸部の住民に直ちに高台に避難するよう呼びかけた。また、津波の動きは数時間にわたって続くとした。


仏領ニューカレドニアとヴァヌアツでも、津波への警戒が呼びかけられている。


津波の高さは3メートルに達する可能性があるという。ペルーやエクアドル、チリなど南アメリカの沿岸国では、高さ1メートル程度の高波が到来するかもしれないとの警告が出ている。



米ハワイにある太平洋津波警報センターは「津波が観測されている」とした。ただ、これまでに被害の情報はないとしている。


高台に避難しようとする住民らの動きで、一部の町などで混乱が起きていると、地元メディアは報じている。


北部ワンガレイやファカタネでは、自宅や学校、職場から避難する人々で渋滞が発生したという。近郊の住民は地元紙ニュージーランド・ヘラルドに、道路では自動車が隙間なく並び、避難する人々の長い列もできていたと話した。



当局は住民らに、車の渋滞に巻き込まれるのを避けるため、徒歩か自転車での避難を呼びかけている。


ニュージーランドでは先週、南島クライストチャーチで日本人28人を含む185人が死亡したM6.3の地震発生から10年を迎え、追悼式典が開かれたばかり。

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