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登園後、バスに置き去りか「施錠した」…泣き崩れる母「返して」福岡5歳児

 福岡県中間市の私立双葉保育園で送迎バス内にいた園児の倉掛冬生(とうま)ちゃんが死亡した問題で、一夜明けた30日朝、自宅で取材に応じた母親は「冬生を返してほしい」と泣き崩れた。園は30日午前の時点で取材に応じていない。県警は園の職員が冬生ちゃんをバスに置き去りにした可能性があるとして、業務上過失致死容疑を視野に園から事情を聴いている。



「何でなん?」「冬生を返して」――。中間市内の自宅では遺族の悲痛な叫びが聞かれた。母親によると冬生ちゃんは29日朝、自宅近くに迎えに来た園長運転のバスで登園。背筋を伸ばして大きな声で「おはようございます。よろしくお願いします」とあいさつして乗り込んだ。しかし夕方、バスの乗降場所に迎えに行った母親は園職員に伝えられた。「冬生君は来ていませんよ」


冬生ちゃんが園のバス内で意識不明で見つかったと聞き、搬送先の病院に駆けつけた。変わり果てた姿の冬生ちゃんを抱き上げ、泣き叫んだ。「とても苦しそうな表情で『お母さん助けて』と叫んでいるようだった。気付いてあげられなくてごめんね」



冬生ちゃんは園での様子を楽しそうに話してくれていた。「きょうはスイカ取りに行ったよ」「ひらがな書けたよ」――。友達とも楽しく過ごしているようだった。しかし、度々「園長先生に嫌われないようにちゃんとしなきゃ」と口にするのは気になっていた。「本当は預けたくなかったが仕事があって仕方なかった。預けてしまった私のせいだ」。母親は涙ながらに自責の言葉を繰り返した。


駆けつけた祖母は憤りをあらわにした。「冬生はお母さんが落ち込んでいる時も歌ったり笑わせたりしてくれる優しい子。かわいい盛りだったのに何もしてあげられんかった。園を許せない」。冬生ちゃんは気を使う優しい子で「いるだけでとても幸せな気持ちになれた」という。兄とゲームやサッカーをするのが好きで、お遊戯を覚えると家で披露した。何かあるとすぐ「お母さん、お母さん」と駆け寄った。


自宅には兄もいた。母親が声を絞り出した。「冬生、死んじゃったんよ」。兄は涙を流しながら黙って母に寄り添った。母親の叫びは止まらなかった。「何でこんなことになるのか、不思議で仕方ない。冬生がいなくなるなんて考えられない。立ち直れない。保育園に行かせてあげなければよかった。私のせいだ」



一方、園では30日朝、バス送迎が行われず、保護者らがそれぞれ園児を送り届けた。取材に応じた保護者は「園からは『ご迷惑かけて申し訳ない』という趣旨の話があったが、それ以上詳しい説明などはない」と釈然としない様子だった。


運転の園長「施錠した」、男児長時間閉じ込めか


朝の迎えのバスを運転した40代の女性園長が「(乗っていた)園児を降ろした後に施錠した」と説明していることが30日、捜査関係者への取材で分かった。降車の確認が不十分で、男児が長時間閉じ込められた可能性があり、県警は業務上過失致死などの疑いも視野に詳しい経緯を調べる。



県警によると、死亡したのは園に通う倉掛冬生ちゃん。車内で発見された時も施錠されていたという。園長は「(冬生ちゃんを)乗せた認識はあるが降りたと思っていた。確認したわけではない」と説明している。


こうした幼稚園や保育園における送迎バスの降ろし忘れ事故は時折起こっています。2017年9月に埼玉県で5時間、2018年10月に北海道で2時間、昨年8月にも福岡県で約13分間の車内放置がありました。いずれも園児に健康上の問題は生じませんでしたが、一つ間違えば命に関わるにもかかわらず、ルーティンワークの中で気が緩み、漫然と人数確認をしていたことが原因でした。


今回は園児の死亡という重大な結果が生じており、運転手らこの保育園の関係者に対する刑事・民事責任の追及は避けられないでしょう。他の幼稚園・保育園や園児の保護者も「対岸の火事」ではなく「明日は我が身」と捉え、乗車・降車時のチェック体制を再確認し、少しでも問題があれば同様の悲劇が起こらないように早急に是正すべきではないでしょうか。



保育園での虐待や事故が全国で相次いでいる。厚労省は昨年「不適切な保育」として、「人権や人格を尊重する観点から改善を要する行為」を問題視して、全国調査を初めて実施。340件以上が確認された。この調査は、施設長や保育士の「認識」を変えるよう問題提起している。


しかし、今回の事件では、園児が登園していないのに、保護者にも連絡せずに園児をバスに放置し、問い合わせがあって初めて発覚している。ここまでくると、職員の「認識」だけの問題だろうか。保育士の労働改善に取り組む労働組合「介護・保育ユニオン」には、園児の虐待や事故の相談が寄せられるが、あまりに少ない職員数を原因に、危険を見落としたり、保育がずさんになったりというになるケースが多いという。ギリギリの労働環境の保育園は多い。この事件を他人事ではなく、自分の園でも起きかねないと思った保育職員も多いはずだ。早めにユニオン等の専門家に相談し改善してほしい。



事件などの予期せぬ死別の直後、残された遺族には激しい【悲嘆反応】が起こります。


悲しみ、怒り、自責の念、罪悪感、喪失感などのさまざまな感情が、一気に押し寄せて、気持ちの整理ができずに混乱、動揺します。時には、その感情を正面から向き合うことができずに、防衛反応として茫然と感情が麻痺したように、ただ立ちつくすしか出来ないこともあります。


特に犯人がいるような事件では、今までに感じたことないほどの【強い怒り】を持ちますが、それを自分自身に向いてしまい、激しい自責の念に苦しんでしまう人もいます。そのような時、自己破壊的な行動に繋がることもあるので、周りの人は決して目を離してはいけません。


ただ、遺族は誰にも何も話たくない時期でもあるので、遺族に何かを語ってもらおうなんてしなくて構いません。ただ、傍にいるだけで『話たくなったらいつでも言ってね』くらいの距離感で見守っていてください。

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