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恒大破綻で中国人民銀行が1.5兆円緊急注入

 ここ最近のデフォルト危機に備えるためか、中国人民銀行が金融システムに1.5兆円を緊急注入したことが分かった。リーマンショックにはならないとか言ってる水面下では足をバタバタさせている。だがその努力も空しくズブズブと沈んでいくだろう。



中国人民銀行(中央銀行)は17日、金融システムへの短期資金供給を増やした。四半期末の季節的な資金ニーズや不動産開発大手、中国恒大集団の債務危機を巡る懸念による市場の緊張を和らげることを目指しているようだ。


人民銀はこの日、7日物と14日物リバースレポでそれぞれ500億元(約8500億円)を供給。満期到来分の100億元を除き、今年2月以来の規模となる差し引き900億元(約1兆5000億円)を銀行システムに提供した。日次ベースで供給額が100億元を超えるのは今月初めて。



中国恒大が直面する危機によって、国内不動産やクレジット市場の状況を巡る懸念が広がっている。さらに、規制当局による四半期末の検査に備えて銀行の貸し出し意欲が下がる中で、季節的な資金需要も高まっている。10月初めの国慶節(建国記念日)連休前に流動性も引き締まる傾向にある。


ロイヤル・バンク・オブ・カナダのアジア為替戦略責任者、アルビン・タン氏は、「中国恒大を巡る状況や不動産市場全般への余波による中国景気への直接的な影響は、規制面の締め付けのいずれよりもはるかに大きいと言える」と指摘。「人民銀が短期金融市場への影響を抑え込むために行動を起こしつつあることに驚きはない」と述べた。


今回の資金供給増額にもかかわらず、7日物レポ金利は12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.39%と、今年7月以来の高水準を付けた。



中国恒大、破綻でもリーマンショックにならず-環球時報編集長


中国共産党機関紙、人民日報の系列紙である環球時報の胡錫進編集長は、大き過ぎてつぶせない企業はないと考えているとし、不動産開発大手の中国恒大集団は市場で活用できる手段を用いて自社を救済すべきだと論じた。ソーシャルメディア「微博(ウェイボ)」の個人アカウントに16日投稿した。


胡編集長は、恒大が破産してもリーマン・ブラザーズ破綻時のようなシステミックな金融混乱を引き起こすことはないと主張した。

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