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中国恒大問題、業界全体に波及の恐れ!サッカー中国代表が崩壊危機ev

 米ゴールドマンがついに中国に引導を渡すことになりそうだ。恒大集団の件は1社だけにとどまらず、中国の不動産事業全体に波及する可能性があるとアナリストが指摘したのだ。つまり中国からも逃げる体制を万全に整えているわけだ。



米ゴールドマン・サックスは15日、過剰債務と資金繰り不安に揺れる中国恒大集団の問題が中国不動産セクター全体に波及する恐れがあるとの見方を示した。


中国恒大は2兆元(3050億ドル)近くの負債を抱えており、負債返済やサプライヤーへの支払いのための資金調達に苦慮している。


ゴールドマンのアナリストはノートで「中国恒大の不動産開発事業に一段の混乱が生じた場合、国内の不動産購入者や投資家のセンチメントに非常に悪い影響を与え、影響は不動産セクター全体に波及する可能性がある」と指摘。同社の選択肢として、オンショア事業の継続に向けた企業改革、第三者による出資、債務・株式の再編を挙げた。



また、JPモルガンは、同社を巡る状況は悪化しており、他のセクターに影響が及ぶことを防ぐために政府による追加措置が必要だと指摘。顧客やサプライヤーの利益を守るために同社が事業を継続することを期待しているとした。


中国の不動産大手・中国恒大集団の経営危機が、カタールW杯出場を目指すサッカー中国代表にも大打撃を及ぼしそうだ。


巨額の負債を抱え、前例のない危機に直面している中国恒大。直接影響を受けるのが、同社が親会社を務める広州FC(前・広州恒大)だ。豊富な資金力を武器にアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を2度制覇し、中国スーパーリーグも8回優勝した強豪。しかし「新浪体育」など複数のメディアは、今後同社がクラブ運営から手を引き、広州政府が株式の約10~15%を、残りの株式は地元の国有企業が取得する形で支援する可能性を報じている。



政府が管財人となると、最大の魅力だった豊富な資金は望めそうもなく〝解体〟は必至。特に、心配されているのが中国代表を支える帰化軍団の動向だ。


現在、カタールW杯出場を目指す中国代表のFWエケウソンら4人を含め、広州FCには6人の帰化助っ人がいる。中国メディア「捜狐」は6人の年俸が税抜きで最低でも4900万ユーロ(約64億円)と報道したうえで次のように指摘。「彼らの高額な給料を払っているのは中国恒大。彼らが帰化したのも高額な金が大きいだろう。非常に現実的な問題として、彼らが高額な給与を得られなくなっても、喜んで『中国の選手』になりたいと思うだろうか。彼らの心が変化すると、中国代表チームはどうなるのか。中国クラブを去れば(海外クラブ所属の)武磊のように何度も招集できるだろうか?」



〝金の切れ目が縁の切れ目〟とばかりに、中国代表から消えることを懸念。新たなサポート役の必要性を説いている。


現在、同クラブで監督を務める元イタリア代表のカンナバーロ氏も、現在休暇中のイタリアから中国に戻らないという報道も出るなど、中国恒大問題の影響が出始めている。今季は蘇寧グループの経営危機で江蘇FCが運営停止するなど、金満経営のツケを払わされている中国サッカー界。代表チームも打撃を食らうとなれば、大幅な改革が必要となりそうだ。

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