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大坂なおみはラケット投げ、暴挙連発で警告!「次の試合いつか分からない」 nao

 第3シードの大坂なおみ(日清食品)は、世界ランキング73位レイラ・フェルナンデス(カナダ)に逆転負けし、2連覇はならなかった。第2セット6―5と勝利まであと1ゲームとしながら、東京五輪、前哨戦で敗れたのと同じ初対戦、左利きの相手に屈した。試合中に感情を爆発させるシーンがあった。



第1セットを7―5と奪ったが、第2セットはタイブレークに突入。序盤は自分を落ち着かせるように笑顔を見せていた大坂だったが、タイブレークで先行されるとイライラ。0―3になるとラケットを叩きつけて怒りをあらわにし、続くポイントも奪われると、またもラケットをコートに投げつけた。これには中継したテレビ局の解説陣から「残念な行為」「観客がいるので控えた方がいい」との指摘もあった。


さらに暴挙は続く。第3セットでファーストゲームをブレークされると気持ちが切れたのか、受け取ったボールをスタンドに向かって強打。審判から警告を受けるなど、目に見えてメンタルが崩れていった。



この試合はナイトセッション第1試合。センターコート(アーサー・アッシュ・スタジアム)は大勢の地元ファンで埋め尽くされている。なお、大坂は3回戦で姿を消し、連覇の夢が絶たれた。メンタルが崩壊し、自ら自滅した形となった。


記者会見では懸命に涙をこらえながら「最近は勝ってもハッピーじゃない。救われた、という思いの方が強い。自分が何をしたいのか、正直、次の試合がいつになるか分からない」と迷える胸中を吐露。無理に笑顔を作り「少し休養を取るつもり」と言って席を立った。


今季終了の可能性は高い。前哨戦ウエスタン・アンド・サザンOPの開幕前会見で「今季はあと3大会しか残っていない」と発言。全米後は例年の3月開催から10月に変更された、BNPパリバOP(米インディアンウェルズ、10月6~17日)のみの出場を示唆していた。コロナ禍で例年全米後に日本で行われていた東レ・パンパシフィックOPは中止され、秋の大会は欧州開催がほとんど。全米の結果に関わらず、優勝獲得ポイントが4大大会に次ぎ1000ポイントと高いBNPパリバOP以外は欠場の意向だったとみられる。



今季は2月の全豪OP2年ぶりの2度目の優勝から始まったが、クレーコートは苦戦が続いた。全仏開幕前の5月下旬に、「心の健康が無視されている」として大会期間中の記者会見拒否をSNSで表明した。18年全米OP後からうつ症状に悩まされてきたことを告白し、テニス界、スポーツ界の枠を超えて大きな議論を呼んだ。


今大会の開幕前にはSNSに「自分は自虐的だと思う。これからはもっと自分の成果をたたえたい。世界の出来事をみれば、朝起きられることだけでも1つの勝利」などと投稿。テニスだけでなく人生の考え方を変えたことを明かした。ただそれも「まだまだ道半ば」。今は静かに心を休める時期なのかもしれない。

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