気象庁が20日、熊本県の阿蘇山に「噴火速報」を発表し、ツイッター上では「阿蘇山噴火」がトレンド入りした。噴火のライブ映像を見て、噴煙の多さなどに驚く声が相次いだ。
気象庁は午前11時44分に噴火速報を発表、同48分に「噴火警戒レベル3」に引き上げ、入山規制。「阿蘇火山博物館」屋上からのRKKライブカメラの映像をYouTubeやニュースで視聴した人からは驚きの声が相次いだ。
動画からは噴火後、灰色の煙が空を次第に多い、駐車場にいた人たちが慌てて、建物の中に入っていく様子などがわかる。山の麓からは車が次々反対方向へ走っていった。
この噴火で火山灰が南東方向に流されたとみられ、周辺の市町村では多量の降灰が予想されています。
ネット上では「ここまでの噴火映像は記憶が無い」「阿蘇山噴火の動画みたけどえぐ」「阿蘇山噴火、ちょこちょこあるけど今回のやつ結構ヒドくない?」「今ニュース見てたんですが、かなり酷そう」と噴火の大きさに驚く声が散見された。
阿蘇市によりますと、中岳周辺では11人(当初4人含む)の登山者がいたということですが、全員の無事が確認されています。
一方、ライブカメラの映像には、麓に観光バスと思われる大型バスが停車しており、心配の声がネット上で相次いだ。
噴火直後、ネット上では「阿蘇山噴火」がトレンド1位に急浮上。「阿蘇火山博物館」屋上のRKKライブカメラ映像には、灰色の煙が空を覆い、駐車場にいた人たちが建物に逃げていく様子が写る。駐車場には、観光バスと思われる大型バス4台も並んで停車していた。
ツイッターでは「観光バス」もトレンド入り。「観光バスおるやん」「NHKアナウンサーさんも言っていたんだけど、この観光バスが動く感じがない、と。私も素人ながら心配」「修学旅行生がいるって言ってたけど親御さんは気が気じゃないだろうな」など心配する声が絶えなかった。
ただ噴火から約1時間後には観光バスに乗客が乗り込み、移動。「観光バスの集団が移動した よかった」「修学旅行生?の観光バスが出発してホッとした」と安堵(あんど)する声が次々つぶやかれた。
京都大火山研究センター・大倉敬宏教授は「噴石の一部が1、2か所だけれど柵に当たって柵が壊れて小規模な噴火があった模様」
京都大学の調査で噴石によって火口付近の柵が壊れるなどの被害が出ていることが明らかになった。また高森町などで降灰も確認されたという。
火口周辺では立ち入り規制が始まり火口見学も中止になっている。
福島からの観光客は「残念。一生に一度くらいしか来れないところなので」
お土産店は「ちょうどお客さんが増えてきていいなと思っていた時期なので早く解除になってほしい」
気象台は火口周辺からおおむね1キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけている。
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