首位発進したささきしょうこが2バーディ、1ボギーの「71」でプレー。通算8アンダーでトップの座をキープして大会を折り返した。
1打差の通算7アンダー2位に勝みなみ、金澤志奈、笠りつ子の3人。通算6アンダー5位に穴井詩、菊地絵理香、石川明日香が続いた。
東京五輪の銀メダリストで賞金ランキング1位の稲見萌寧は古江彩佳、アマチュアの尾関彩美悠(岡山県・作陽高3年)らと並んで通算4アンダー11位。ランク2位の小祝さくらは通算2アンダー22位。
今大会で現役引退をするキム・ハヌル(韓国)は通算1アンダー27位。主催する延田グループと所属契約を結ぶホステスプロのイ・ボミ(同)は4バーディ、3ボギーの「71」で回り、通算1オーバー43位で週末に駒を進めた。
初日「78」で出遅れた渋野日向子は5バーディ、3ボギーの「70」で終え、通算4オーバーの65位で予選落ちを喫した。
前回大会覇者の柏原明日架は通算6オーバー82位。河本結は国内ではプロ転向後ワーストの「80」をたたいて9オーバー94位に終わった。
一方、松山英樹は首位奪取、マスターズに続く今年2勝目へ
2位で出た松山英樹は3バーディー、1ボギーの68で回り、通算8アンダーで単独首位に立った。
18番からスタートし、13番パー3で第1打をピン右1・5~2メートルにつけバーディーを奪った。
17番でピン手前から約10メートルを3パットしてボギーを叩くも、続く18番パー5で2オンに成功。約10メートルのイーグルトライを70~8センチまで寄せてバーディーとし、前半の9ホールを通算7アンダーの単独首位で折り返した。
午後1時で気温11度。師走なみの寒さに加え、朝から雨が降り続き、ボールも飛ばす多くの選手のスコアが伸び悩んだ。松山もティーショットが曲がる場面が何度かあり、苦しんだものの、手堅くスコアをまとめる。後半は3番で5~6メートルのバーディーパットを決めて、通算8アンダーまでスコアを伸ばして予選ラウンドを終えた。ホールアウトした時点では2位に2打差をつけた。
今大会は東京五輪以来の国内戦となるが、マスターズの優勝後に日本の観客の前でプレーするのは初めてだ。
前回日本で開催された19年大会は2位だった。マスターズに続く今年2勝目へムードは上向きだ。
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