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井上尚弥の世界戦彩った金ハイレグ!海外メディアは井上尚弥の“手こずった”8回TKO防衛をどう報じたのか

 WBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥が挑戦者アラン・ディパエンを8回TKOで下し、WBAが6度目、IBFは4度目の防衛に成功した。世界戦は17連勝で、自身の持つ日本人の世界戦連勝記録を17に伸ばした。来春、日本でWBC王者ノニト・ドネアら他団体王者との統一戦、またはスーパーバンタム級に上げての4階級制覇まで視野を広げる。戦績は22戦全勝(19KO)となった。



白一色に染まった国技の殿堂。赤トランクスの井上は2年1か月ぶりの日本で、持てるパンチを全て披露するかのように躍動した。ストレートのようなジャブ、巧みな上下への打ち分け、右アッパー4連発、左ボディー3連発。7回には左構えにスイッチして相手を揺さぶる。惜しげもなく技術を見せつけた。


だが、相手は倒れない。ムエタイで50勝した力は本物だった。「リードパンチはダメージを与えていたけど、タフさがあって、表情も変わらない。自分のパンチが効いているのかとメンタルがやられるくらい。自分のパンチがないなと思った」。途中で判定にもつれることも頭をよぎった。それでも8回、左右の連打から左を一閃(いっせん)。よろけるようにダウンだ。立ち上がったディパエンに再び左を打ち込むとレフェリーが試合を止めた。



「戦前の予想、期待を下回る試合で申し訳ありませんでした。時には期待を超えない勝ち方をするんです」と自虐的に振り返った井上。挑戦者の健闘をたたえながら「日本のリングで楽しく戦えたので良かったと思います」と笑顔も見せた。


一昨年11月のドネア戦以来の国内試合。新型コロナウイルス感染拡大が2年続く中、井上は“聖地”米ラスベガス・デビューを果たして2連勝し、今回は久々の国内試合ということで、さまざまな試みも行われた。視聴ごとに課金されるペイ・パー・ビュー(PPV)による自身初の配信中継、白のドレスコードを設けて会場も白く彩った。井上は米国での2戦を超える、1億円を上回る過去最高のファイトマネーを得た。だが、それ以上に2年ぶりの国内リングに戻ってくる過程で得た経験こそが大きかった。



来春、ビッグマッチを行うと公言してきた井上陣営。大橋秀行会長は「ドネアが最有力だけど、カシメロの動向にも注目する。もし、こじれて実現しないようなら、スーパーバンタムに行くことも考える」と明かした。井上も「4団体統一を重視してやってきて、こじれにこじれてスムーズにいかなければ、スーパーバンタム級も考える」と話した。目標の4団体統一、さらにその先にある4階級制覇に向け、モンスターはさらなる進化を目指す。


海外メディアは井上尚弥の“手こずった”8回TKO防衛をどう報じたのか…


「ファンが期待するレベルの戦いではなかった」辛口で報じたのは米国の権威ある「リング誌」だ。



「井上がディパエンに8回レフェリーストップ勝ち、谷口がメンデスを番狂わせで倒してタイトル獲得」との見出しを取り、井上のTKO勝利と、WBO世界ミニマム級王座を11回TKO勝利で奪取した谷口将隆(ワタナベ)の試合結果を伝えた。


この試合には井上が保持しているリング誌のベルトもかかっていたが、「30歳(のディパエン)は8回の後半まで何とか耐えたが、彼は、試合を通じて(井上から)過度なむごい仕打ちを受けてすっかり消耗していた。IBF世界5位の挑戦者としてリングに上がったことはばつが悪かった」とレポート。


「28歳の井上は、現在の世界の中で、最も優れたパウンド・フォー・パウンドの1人。このような戦いは、彼自身のレベルから考えると、数段落ちるものだ」と料理に手こずったことを厳しく論じた。



米国のボクシング専門サイトの「ボクシングシーン」は、対照的に好意的な見方で「井上は、長い間、切望してきたスーパーファイトを楽しみに待つことができるかもしれない」と、来春に行われるとされるビッグマッチへつながる勝利だと報じた。


記事は、「国民的英雄が母国に戻ってくることが何よりも大きかった。ディパエンはファンが期待するレベルの戦いからは程遠かった。井上にとって望ましい対戦相手ではなかった」と紹介。



ディパエンが挑戦者に選ばれた背景を「約2年ぶりとなる日本での試合を(井上陣営は)求めていたが、国による新型コロナウイルスの対策も重なり、日本に渡航できる能力の高いランク内の挑戦者は限られていた。このことがディパエンに初の大きなタイトル戦に出る任務を引き受けさせた」と説明した上で「レベルの違いは試合開始のゴングの瞬間から明らかだったが、公平を期して言えば、井上がリングに上がるときはほぼ毎回そうだ」と、井上が終始圧倒していたことを伝えた。


井上の今後の展開についても書かれおり、まずWBO世界同級王者のジョンリエル・カシメロ(フィリピン)に関しては「2022年の(井上の)狙いは、階級を上げる前にバンタム級をさらに統一することにある。井上は、昨年4月にラスベガスでWBO王者のカシメロと対戦する予定だったが、パンデミックで中止にされてしまった。だが、計量をキャンセルして12月11日の試合が中止となったカシメロが、試合前の状況に関する適切な診断証明書を提出できなければ、WBOが彼のベルトを剥奪することで2022年前半は戦線を離れるだろう」と指摘。



一方、WBC世界同級王者のノニト・ドネア(フィリピン)については、「ドネアは(2年前の)ワールドボクシング・スーパーシリーズのバンタム級トーナメント決勝で井上と激しい戦いの末に敗戦してからタイトルを視野に戻ってきた。39歳のフィリピンのスーパースターは、来年に統一戦を狙う井上との再戦を目指している」と説明した。


英国のサン紙は、「モンスターパンチ。マイク・タイソンのお気に入りボクサーの井上がレフェリーが入って相手を救わざるを得ない試合(TKO)で“モンスター”のニックネーム通りの期待に応える」との見出しを取り「お気に入りのボクシング選手である井上がまた衝撃のレフェリーストップ勝ちをもたらしたことにタイソンは幸せだろう」と伝えた。



「この勝利で井上はIBF、WBAバンタム級王座を保持し、無敗記録を22に伸ばした。この戦いでKOでの勝利を19とした。この数字は、日本のスター選手の力がどれだけ残忍なものかを示している」と称賛。その上で「“鉄人”タイソンは、今年初めに彼のポッドキャスト番組で井上について『彼はすごい奴だ。彼はマニー・パッキャオと同等か、それ以上だ。彼はどう猛なモンスター。モンスターですごい奴だ』と語っていた」と紹介した。


「(両国)国技館での唯一の驚きは、戦いを通して幾度となく揺らぎながらもディパエンが8回まで辿り着いたことだった」と挑戦者の驚異的なタフさについて特記していた。


また欧州をカバーしているスカイスポーツも「井上は、支配的な8ラウンドを続けてディパエンにレフェリーストップ勝ちを収め、ボクシング界で最もハードなパンチを持つ1人としての地位を思い知らせた」と絶賛。さらに同メディアも井上の今後について、「2022年に大きな戦いの可能性を模索することができる」と紹介。


「カシメロはWBOのタイトルを保持し、昨年パンデミックで中止される前に井上と試合を行う予定にあった。彼らの激突への道は来年に実現するかもしれない。井上に最も厳しい戦いをもたらしたドネアは39歳ながらWBC王者である」などの見解を示した。


世界のメディアがモンスターの動向に注目している。

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