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朴槿恵前大統領は赦免、サムスン副会長など大企業オーナーを除いた赦免に批判の声park

 韓国政府は新年を前に、パク・クネ(朴槿恵)前大統領ら3094人について、31日付で特別赦免を実施する。しかし、サムスン電子のイ・ジェヨン(李在鎔)副会長をはじめ、主要大手企業の関係者らは赦免の対象にならなかった。主要経済人が対象に入らなかったことで、一部から政界の赦免と比べ不公平だという声も上がっている。



朴氏は今も保守層に根強い人気があり、来年3月の大統領選を控え、政界に激震が走っている。


特赦は31日付。朴氏は親友の国政介入事件などで2017年3月に大統領を弾劾・罷免され、直後に逮捕。それ以来収監されている。肩や腰の持病で入退院を繰り返し、直近では11月22日に入院していた。


文在寅大統領は「赦免が、考えの違いや賛否を超え、統合と和解、新時代の開幕の契機になることを願う」と強調。健康状態も考慮したと明らかにした。



報道によると、朴氏は代理人を通じて「文大統領と政府に深い謝意を表する」とコメント。「治療に専念し、早いうちに国民に直接感謝を申し上げられるようにする」と述べた。


革新系与党「共に民主党」の大統領候補、李在明前京畿道知事は「決定を尊重する」と表明しつつ、「今からでも朴氏の心からの謝罪が必要だ」と厳しい姿勢も示した。与党陣営から反発の声も出ているためだ。


保守系最大野党「国民の力」の大統領候補、尹錫悦前検事総長は「遅かったが歓迎する」と表明した。尹氏は検事として朴氏を追及しており、保守勢力は朴氏弾劾により壊滅的打撃を受け、国民の力の前身、セヌリ党は弾劾への賛否をめぐって一時分裂した経緯がある。李氏が朴氏の謝罪を強く求めるなど争点化を図る場合、対応に苦慮しそうだ。



朴氏の支持勢力と、尹氏や弾劾賛成派との間にくさびを打つ狙いとの観測もある。ただ、分裂を招くほどの影響力はないという声もあり、尹氏陣営関係者は「朴氏がメッセージを出すとすれば、『政権交代』を後押しするだろう」と述べ、大きな不安材料ではないと強調した。


一方、ある与党関係者は「与党や李候補に事前に相談した気配はなく、選挙に向け緻密に計算したと思えない」と指摘。懲役17年などの刑が確定し収監中の李明博元大統領は赦免の対象にならず、「文氏は(盟友の)盧武鉉元大統領を自殺に追い込んだ李明博氏は許せないだろうが、朴氏だけでも赦免して重荷を下ろしたかったのではないか」と語った。政府は革新系の韓明淑元首相らも赦免・復権しており、「むしろそちらが主目的だ」という見方もある。 



たが、李在鎔副会長の名前は抜けていることが分かった。


今回の赦免に含まれた経済人は「中小企業人・小商工人の特別赦免・減刑」に含まれた38人に過ぎなかった。


大統領府ホームページの国民請願コーナーには李副会長の赦免を求める書き込みが掲載された。赦免を求める世論も多いが財界の望みとは違う結果が出た。


李副会長が、240兆ウォン(約23兆円)の大規模投資やCSR2.0など、企業の社会的責任を履行する中で、司法リスクへと経営活動に制約がある。それだけに、一部では大手企業関係者への恩赦を積極的に検討することが必要だったという批判もでている。



以前の政権と違って、文大統領在任期間中には、大企業関係者の特別赦免は一度も行われなかった。


文大統領は任期が終わる前に「3・1節特使」を通じて李副会長を赦免する可能性も残っている。ただ、李副会長が国政壟断事件とは別に、「サムスン物産・第一毛織の不当合併およびサムスンバイオロジックスの会計不正疑惑」の裁判結果がまだ出ていない。李副会長の赦免は次期政権に持ち込まれる可能性もある。

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