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5日、プーチン氏「キーウへのミサイル攻撃」…米欧に警告「これまで攻撃対象としてこなかった対象も攻撃する」

 ウクライナの首都キエフのクリチコ市長は5日、同日朝に市内2カ所に露軍のミサイル攻撃があり、1人が負傷したと明らかにした。ウクライナ大統領府などよると、鉄道インフラが標的とされた。



キーウへのミサイル攻撃は国連のグテレス事務総長が同市を訪問した4月28日にあったが、最近は報告されていなかった。ミサイル攻撃には、米欧からの供与兵器の輸送ルートを破壊する狙いや、ウクライナのゼレンスキー政権を威圧する思惑があるとみられる。


ゼレンスキー大統領は4日、東部ドネツク州のスビャトヒルスク修道院をロシア軍が攻撃したと交流サイトで明かし、非難した。歴史的建造物である同修道院には子供ら300人が非難していた。


東部ルガンスク州の中心都市セベロドネツクでは5日も市街戦が続いた。露軍は一時、市の大部分を制圧したが、ウクライナ軍が反攻し、一部を奪還したと発表。英国防省は「ウクライナ軍の反抗が露軍の勢いをそいでいる」と分析した。


プーチン露大統領は国営テレビが5日に放送したインタビューで、米欧側が供与を決定した長距離攻撃兵器がウクライナに配備された場合、「これまで攻撃対象としてこなかった対象も攻撃する」と警告した。タス通信が伝えた。プーチン氏は「新たな攻撃対象」について具体的な言及を避けた。


ロシアは核攻撃の条件を念頭に、米欧に警告している。


駐英ロシア大使の発言からは、ロシアの核攻撃の条件が提示されている。それは「ロシアが脅威を受けた場合」というものであり、具体的にはロシア本土への軍事攻撃を示していると考えられる。


そこでアメリカが供与する「ハイマース」はロシアへの攻撃が出来ないように、攻撃距離を制限されている。また、ウクライナも相手国であるロシアへ攻撃を差し控えている。


この様な状況の下で、プーチン大統領の発言は、改めて米欧に対して、供与した武器がロシア本土を攻撃した場合に対する警告を発したものといえる。つまり、ロシア本土への攻撃は「核攻撃の口実をロシアにあたえるものである」ということを明示していると考えられる。


いずれにしても、核を背景として攻撃のための牽制を行っているのである。核攻撃は認められない。一刻も早い停戦が求められる。


米国は最近、高機動ロケット砲システム「ハイマース」の供与を発表。英国も多連装ロケット砲システム「M270」の供与を決めていた。


米国はHIMARSの供与に際し、弾薬の射程を70キロに制限することを約束させたが、搭載する弾薬によってはHIMARSは最大300キロの射程を実現できる。HIMARSの供与を受け、ロシアではいったんは撤退した首都キーウの制圧を主張する声も上がる。2日、下院のトルストイ副議長は、「相手が長い射程の兵器を持てば持つほど、ロシアは前進しなければならない」と、ロシアの安全保障のためにはドンバス地方の制圧だけでは不十分で、ウクライナ全土の「解放」が必要だと掲げた。同様の主張は他議員からもあがる。


他方、こうした強硬論の高まりとは裏腹に、ウクライナ侵攻を統括しているとみられるドボルニコフ総司令官の離任など、ロシア軍内の乱れも伝えられる。プーチンにロシア苦戦の責任を不当に問われ、軍関係者の不満も高まっているようだ。プーチンの強弁は、こうしたロシア軍内部の乱れへのあせりを反映している面もあるとみられる。


ウクライナに対する米欧等の軍事支援は、戦況を計算しつつ、慎重に実施されている。2014年以降実施されてきた軍事支援でも、基本的には防衛的な兵器や、治安部門の能力強化に関わる装備が中心であり、その方針は2月にロシアの軍事侵攻後も変わっていない。つまり、ウクライナが国境を越えて後背地への攻撃能力を持たないよう制限し、「専守防衛」に徹するよう強いている。


ロシア側は軍事侵攻を長期化させ、戦線の膠着状態を作って「朝鮮戦争方式」でこれまでに確保した拠点の領土化を既成事実にすることを目指しているのだろう。しかし、侵略した側が勝ち逃げすることを認めると、今後国際社会は軍事侵攻した方が「得」になり、短期的な批判を耐えれば、長期的には領土拡大が可能になる。


米欧等とロシアの間で駆け引きが行われている。ロシアは既成事実化を米欧が認めれば、戦争を止めるというメッセージを送っているのだろう。


ウクライナへの軍事侵攻が長期化の様相を呈すれば、プーチン大統領の軍事作戦は失敗に終わる可能性が高まる。


すでにそうした兆候は見え始めており、最近では(ロシア軍兵士の給与水準が低すぎて)金銭的報酬をインセンティブとした士気の高まりが全く期待できなないことから、ロシア軍兵士が司令部の命令を無視するような動きが相次いでいる。


また、ロシア国債は国際金融市場でデフォルト(債務不履行)とみなされており、国際金融市場での信用失墜により追加の戦費を調達することも難しくなってきている


その一方、ウクライナ軍は祖国を守るという大義名分があるため、兵士の士気が非常に高く、欧米諸国からも武器の供与が相次いでいる。


このままでいくと早い段階でウクライナ軍がロシア軍に対して優勢になる可能性が高い。

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